ぎふの木の住まい協議会 事務局

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2025.03.01憧れの薪ストーブ プランニングのポイント!

株式会社ミノワ

新ストーブを導入するには、事前にしっかりとプランを立てておくことが重要。では実際にどんなプランニングを行えばいいのか、薪ストーブ導入実績も豊富な株式会社ミノワの社長・藤井拓巳さんに解説してもらった。

教えてくれた人
株式会社ミノワ
代表取締役 藤井拓巳さん

導入するための条件など事前にしっかり想定しよう

薪ストーブの魅力はたくさんあるが、実際に導入するならリスクも想定しておくべきである。まず、定期的なメンテナンスが必要であることを理解しておくこと。そして、薪の調達はどうするかを考えておくこと。さらに、もし火を起こすのに失敗して煙が出てしまった場合などを想定し、念のため近隣の方が煙突をつけることに寛容な方かをあらかじめ把握しておく。

プランニングのポイント!

Point 1  薪ストーブの用途と置き場所

薪ストーブはインテリアとしても映えるため、リビングの中でも特に視線が集まる場所を計算して設置するケースが多い。ゆらゆらと揺れる炎が、家族団らんの時間を豊かに演出してくれる。ただし、薪ストーブで料理をしたいならキッチンの近くに置こう。

Point 2  空気の流れを考える

空気の流れを作るために、薪ストーブの上が吹き抜けになっていることがベスト。熱せられた空気が上がり、冷たい空気を押し出して循環するため、1階も2階も一様に温めてくれる。吹き抜けを設けない場合は、階段と1帖程度の抜けがあれば大丈夫。

薪置き場も確保しておこう!

忘れがちなのが薪置き場の確保。家の外壁の軒下に積むのではなく、庭などで風通しの良い場所に薪棚を作るほうが良い。

施工:株式会社ミノワ

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