ぎふの木の住まい協議会 事務局

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2025.02.21私達に“ぴったり”合った、妥協と無理のない家づくり 岐阜市W様邸

ひだまりほーむ

光熱費の高騰やさまざまな商品の値上げ。家づくりにおいても資材価格が高騰するなど、私たちを取り巻く環境は依然として厳しい。だからこそ、暮らしのベースとなる住まいは、“自分たちらしさ”をあきらめずに建てたいと思う。ここでは、予算を守りながら妥協せず理想のマイホームを叶えた家族を紹介しよう。

家族との楽しい生活が最優先。予算に合った家づくりを希望

ウッドショックによる建築用木材の高騰にはじまり、建築資材全般の価格も上がっていき、家づくりのトータルコストが数年前に比べて上昇している。こうした状況の中でも「子どもの入学までに土地を決めて家を建てたい」などの理由で、永く暮らせる持ち家を求める人は多い。それぞれの家庭で限られた予算がある中で、理想の住まいを実現するためにどんな方法や考え方があるのだろうか。ここで紹介するW様の家づくりにそのヒントがあった。

土地が決まり家づくりをスタートさせたW様。アパート住まいの時の、床や壁紙の人工的な感覚に違和感を覚えていたことから、自然素材に興味を持った。「家族がハウスダストで鼻炎があり、住む環境で何か違うのかな、とも思っていました」と奥様。そんな中、ひだまりほーむのモデルハウスを訪ね「木の香りがいっぱいで肌触りが良い」とご夫婦で気に入ったという。しかし「大体の価格を聞いたのですが、ちょっと自分たちの予算ではオーバーするかな、という印象でした」とW様。

本物の木の家で暮らしたい

他にも数件の住宅会社を回るうちに気が付いたのが、ひだまりほーむの家が「本物の木」を使っていること。そんな時、同社の完成見学会にも参加して「やっぱり心地いいな」と改めて実感したという。その時に会ったスタッフと具体的な話をしていくと、「このぐらいのサイズの家なら、W様のご予算で大丈夫です」と心強い言葉をもらい、同社への依頼が決まった。

譲れないことと不要なもの。自分たちを見つめた選択

W様の住まいへの要望は明確だった。リビングを中心にお子さんとのびのび暮らせること、明るいこと、無駄がなくシンプルであること。同時に、自分たちに必要でないものを見極めたことによって、無駄を省きコストダウンが図れたという。「SNSには素敵な家があふれていて、デザイン性のある空間に心が動いたこともありましたが、やっぱり『シンブルで明るい家がいい』という結論に至りました」と奥様。工事中は断熱材の施工体験や、職人との会話も頻繁にできて、お子さんが「将来大工さんになりたい」と言ったほど家づくりを楽しめたという。コロナ禍で中止になっていた同社企画の森の見学ツアーなどにも参加し、「本物の木の家をあきらめなくてよかった」と実感しているとのこと。「家族でのびのびと、今の暮らしが続くのが1番」と、自分たちらしさを叶えた住まいに大満足の様子だった。

W様邸の家づくり成功ポイント

1、妥協しない部分を決め、こだわりたいところにはちゃんと予算をかける

■「大きな窓」のある家

どの部屋も昼間に電気をつけなくていい生活が最優先。そのため、大きな窓がある家を希望。外観の窓のラインをそろえるため、最初のプランより大きくなった和室の窓に合わせて洗面室の窓も大きくしたが、こだわりたい部分をちゃんと決めていたので、予算で妥協することなく採用できた。

■「本物の木」を使うこと

ひだまりほーむのモデルハウスなどで木の心地よさを知り、「本物の木」を使った家づくりにもこだわった。構造材から内装も含め、すべて無垢の木を使う同社に家づくりを依頼する決め手に。

2.「必要ない」と見極めたこと。流行りに惑わされず、自分たちに必要か不要かで判断

W様ご家族が自分たちの暮らし方を考え、あえて設けなかったもの

●パントリー こまめに買い物をしてストックをあまり置かないため、必要以上の収納はいらない

●キッチン吊り棚 奥様は「背が低いから高い位置の収納は使いづらい」とキッチンに“よくある”吊り棚も不要と判断

●飾り棚 「何か飾れば可愛いけれど、自分の性格では結局ホコリが溜まるだけ」と機能的な棚以外は設けない

新築に“よくある”ものでも、自分たちに必要ないものを見極めることで、我慢と無理のないコストダウンが可能に!

3.他社も見学したこと。数社を回って見比べたことで「本物の木の家」の意味を知る

木の家と言っても、「無垢材は床だけ」「実は外国産の木ばかり」という家もあることを、数件の住宅会社を比較検討することで知る。ひだまりほーむが「国産材100%」の家づくりをうたっている意味に気付くことができ、「本物の木」に対するこだわりをちゃんと実現できた。

施工:ひだまりほーむ(株式会社鷲見製材)

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