ぎふの木の住まい協議会 事務局

close close

2024.12.31広さと快適さの感覚が段違いの家をリフォームで実現 愛知県名古屋市 K様邸

結工房(白木建設株式会社)

築48年の日本家屋に住む60代のK様ご夫婦は、とにかく広い部屋に暮らしたいという要望をお持ちだった。以前の住まいも広さは十分あったが、たくさんの部屋に別れており、応接間は使用することがないなど、有効活用できていない部分が多いとも感じていた。家の快適さも追求したい。ご夫婦共に元々エアコンが好きではないが、ここ2年くらいの猛暑が耐えられず、夏はクーラーをつけっ放しになっていた。ゆったり快適に暮らすためには、風が通り抜け、日差しも存分に入る家にしたいというのもリフォームの条件の1つだった。

社寺建築を熟知し技術力の高い大工に託した家づくり

こうして新築とリフォームの両方で家づくりを考えていった際、同じ予算なら今の建物の広さを有効活用しつつ、よりゆったり広いスペースを確保し、快適さも実現できるリフォームプランを結工房が提案。これを大いに気に入って採用した。そもそもK様と同社の出合いは、雑誌「ぎふの木の住まい」を見て気に入ったからだという。「社寺建築を熟知しており、木の扱いを分かっている大工さんが丁寧に造ってくれるという印象。実際、作業も細かい部分まで丁寧にやってもらえましたし、私たちへの接し方も丁寧な気遣いが感じられました」。

大幅な間取り変更で広さを生かした快適な住まいに

新しいK様邸は、柱や梁を架け替え各室の間取りを大きく変更。応接間はLDKとして、廊下の間仕切りなども無くして広さを確保した。これまで閉塞感のあったキッチンが南向きに移動したこともあり、庭を眺められる開放的な空間に変わった。2階の床梁を新しい丸太の梁に架け替え吹き抜けになったため、高い位置の窓から光が差し、よりその開放感が際立つ。ご夫婦それぞれの個室は南に面して東側と西側に配置し、それぞれに広い収納スペースが隣接するというぜいたくな間取りだ。回遊性を設けたことで、動線が便利になり、家事効率も以前とは比較にならない。

庭を眺めながら家族の会話が弾むダイニング

リフォームとは思えないほど、ゆっ たり感と快適性をアップさせることに成功したK様ご夫婦。「食事をしながら庭を眺められるので、以前より会話が弾むようになりました。終の 棲家としてここで夫婦仲良く暮らしていけそうです」と、ゆったりとしたこれからの生活に思いをはせている。

施工:白木建設株式会社

トップへ