その他
岐阜県本巣市 モデルハウス
壁や天井の下地にいたるまで、すべて岐阜県産材を使って建てた白木建設のモデルハウスでは、県産材活用への取り組みや思い、自然素材を使った経年美化を感じる空間など、同社の家づくりの姿勢を知ることができます。今回はモデルハウスの見どころと、宮大工としても活躍する同社大工の手仕事についてお聞きしました。
丸太から製材されたラフ材を、大工自ら加工し、細部にいたるまで仕上げていく「大工の手仕事」。障子の枠をも造作する手間をかけた家づくりです。神社や寺の建築や修繕も手がける大工が建てる家には、確かな技術力と人の手によるあたたかさが息づいています。
ダイニングキッチンとリビング・和室が斜めに配されている、繋がりがありつつ空間が独立した心地よい間取り。キッチンに立てばリビングも和室も見渡せて、カウンターで宿題をする子どもの様子も見守れます。キッチンの横には洗面脱衣室。ひととおりの家事を、近い場所でこなせる家事動線の良さもポイントです。
このモデルハウスは建ててから9年(2023年現在)。桧の床は、白に近いピンク色から、濃く深みのある色に変化していました。自然素材で建てる家には、経年美化を楽しめて愛着が深まる良さがあります。